シーズー犬の平均寿命やギネス記録はどれくらいなのでしょうか?
シーズーはふわふわの毛と大きな瞳がとても愛らしく、性格も温厚でおとなしいので、日本でも昔から世代を問わず長く愛されてきました。
しかしその外見の特徴からかかりやすい病気もあり、日々のケアや健康管理が大切になります。ここでは1日でも長く一緒に暮らすために、シーズーの寿命や長生きする秘訣についてお話していきます。
シーズー犬の平均寿命は?
ギネス記録はどれくらい?
シーズーの平均寿命は、14歳~15歳です。シーズーは小型犬ですので、大型犬より長生きする傾向にあるようです。
シーズーの日本での最高齢は23歳で、人間に例えると100歳をこえる長寿犬でシーズーの平均寿命を大きく上回っている犬も存在しています。
このように、育て方や環境で、シーズーの寿命を更に延ばすことができる可能性があります。ちなみに、最長寿命のギネス記録を持つのは、29年5ヶ月も生きたオーストラリアンキャトルドッグのブルーイーです。
牧畜犬としても優秀なオーストラリアンキャトルドッグですが、ブルーイーも、牧畜犬として家族とともに暮らしていました。29歳5ヶ月生きた、歴代最高長寿の記録保持犬です。ブルーイーは1910年に生まれ、1939年に亡くなりました。
この記録は80年近くも破られていないことからいかにすごいということがわかりますね。
シーズー、長生きの秘訣は?
シーズーを長生きさせる秘訣としては、大きくわけて「適度な運動」「バランスのとれた食事」「室内温度の調節」「日頃のケア」の4点になります。1つずつ詳しくお話していきましょう。
適度な運動が大事
シーズーは犬の中でも太りやすい犬種です。
そのため、肥満にならないように適度に運動させてあげることが大切です。
室内での運動はもちろん、外に散歩に連れて行ってあげることも必要です。散歩は1日1~2回、30分程度が目安です。
人間と同じように、適度な運動は肥満防止だけでなく心肺機能をあげたり、新陳代謝をあげる効果もあります。
ただし、過剰な運動は逆効果ですので、適度な運動を継続することを心がけましょう。また、夏の暑い時間帯は人も犬も熱中症になる危険があるので避けましょう。
バランスのとれた食事が大事
シーズーは食欲旺盛で、何でも喜んで食べてしまうので、太りやすく5~8㎏の平均体重を大きく上回ることのないように気をつけなければいけません。
欲しがるだけ餌を与えてしまうと、みるみる肥満体型となります。肥満は様々な病気の原因となるので、太りすぎには注意しなければなりません。
一日に必要な摂取カロリーから適切な量のエサを与え、糖質の多いものやオヤツはできるだけ控えましょう。
室内温度の調節が大事
シーズーは鼻がペチャっとしている「短吻種」という犬で、呼吸器が弱い傾向があります。
犬は暑いときはハアハアと息をして体温を下げるのですが、鼻の構造上シーズーはこの行為が苦手です。そのため熱中症になりやすく、夏の暑い日は特に注意が必要です。
また、被毛や耳の中が蒸れやすく、耳や皮膚にかかわる病気を引き起こしてしまい、シーズーの寿命にも影響を与えかねません。
室内温度は冷房などを利用して25度前後になるよう心がけ、冷感マットなどのグッズを使うのもオススメです。冬も暖房やヒーターなどで快適な室温を保ってあげましょう。
日頃のケアが大事
シーズーの寿命を延ばすためには、体を清潔にすることも大切です。
被毛が長いため、毛玉ができると通気性が悪くなり細菌がついて皮膚病になりやすくなるので、毎日丁寧にブラッシングをしてあげましょう。
特に、シーズーの特徴ともいえる目のまわりには細心の注意が必要で、目の周りは目やにが溜まって汚れやすいので、濡れたガーゼなどで拭き取ります。
また、目に被毛などが入ってしまうと、角膜炎など様々な病気を引き起こす可能性があり、シーズーの寿命にもかかわってきます。
目に被毛が入らないようにカットしてあげるか、かわいらしくゴムやリボンで結んで目に触れないようにする事もおすすめです。また、病気の早期発見や日ごろの生活習慣の改善のためにも、定期的に健康診断を受けましょう。
おわりに
家族の一員として迎え入れたシーズーの寿命を延ばすためには、食事や運動など毎日の生活の中で気を付けることがほとんどです。
肥満にならないように適切な運動を行い、適切な量の食事を与えるようにすることが大切です。普段からこまめにスキンシップをとっていれば、体調の異変にもすぐに気づくことができます。
日々のお手入れやその子に快適な環境作りなど適切なお世話で1日でも長く愛犬と一緒に過ごしたいですね。
毎日の食事は長生きの秘訣です。
健康意識の高い飼い主さんにおすすめのドッグフードです。
国産無添加ドッグフードいぬひかり
コメントを残す