「動物園スタッフってどんな1日を過ごしているの?」と気になっている方へ。
飼育員だけでなく、裏方スタッフも含めて動物園では多くの人が連携しながら働いています。
この記事では、動物園スタッフの1日のスケジュールと、普段は見えない裏方の仕事の実態を詳しく紹介します。
🐾動物園スタッフの主な職種とは?
まずは、動物園で働く代表的な職種を見てみましょう。
職種 | 主な仕事内容 |
---|---|
飼育員 | 動物の世話、健康管理、エサやり、清掃 |
獣医師 | 治療・予防接種・健康チェック |
広報スタッフ | SNS投稿、チラシ作成、PRイベント企画 |
教育スタッフ | 来園者への解説、ワークショップ運営 |
事務・受付 | チケット販売、電話対応、経理など |
🕒【現場密着】飼育員の1日スケジュール(例:中型動物担当)
7:30|出勤・担当動物の様子をチェック
- 動物の体調やケガの有無を確認
- 夜間の行動記録を確認(監視カメラ映像や記録ノート)
8:00|エサの準備&朝の給餌
- 動物ごとの食事メニューに沿って準備
- エサの種類や量は毎日調整が必要
- 体調に異変がある動物は獣医師と連携
9:00|展示前の清掃・整備
- 檻や展示場の掃除・点検
- 水の交換、床の洗浄、木の配置調整なども
- 展示場が安全かを確認してから来園者の前に出す
10:00〜12:00|来園者対応・動物の展示
- ガイドツアーや質問への対応
- 一部の動物ではトレーニングも実施(医療行為を円滑にするため)
12:00〜13:00|休憩(交代制)
13:00|午後のエサやり・健康チェック
- 午後もエサの準備をして給餌
- 日中の様子を観察しながら記録を残す
- 糞尿や食欲、行動パターンの変化をチェック
15:00|バックヤード業務・清掃
- 展示終了後に再び清掃、動物の収容準備
- 飼育日誌への記録、次の日のエサ計画など
17:00〜17:30|退勤(当番制で遅番あり)
※動物によって早朝・夜間勤務がある場合もあります(例:猛獣・夜行性動物)
👨💼広報・教育スタッフのスケジュールは?
こちらは比較的「一般企業の広報」や「博物館の教育係」に近いリズムです。
時間帯 | 業務内容 |
---|---|
9:00 | 出勤・メールチェック、SNS確認 |
10:00 | イベント企画ミーティング/チラシ作成 |
12:00 | 休憩 |
13:00 | 飼育員と連携してPR撮影、ブログ更新 |
15:00 | 来園者向けガイドツアーやワークショップ運営 |
17:00 | SNS投稿/アクセス解析/退勤準備 |
特に土日や連休は多忙になりがちです。季節ごとの展示イベントの準備も重要な仕事の一つです。
🧹裏方スタッフ(事務・清掃・設備)のスケジュールは?
裏方の存在なしには動物園は成り立ちません!
- 清掃スタッフ:開園前・閉園後の徹底清掃、安全管理
- 設備スタッフ:展示施設や機械の点検、修繕対応
- 事務スタッフ:売上管理、チケット業務、スタッフシフト調整など
一般企業と同様に9:00〜17:00前後の勤務が多いですが、土日出勤も普通です。
💡動物園スタッフの仕事の裏側とは?
✔ 体力勝負でありながら、細かい記録が重要
→ 重たいエサ運びや清掃に加えて、動物の細かな様子を日々記録する「観察力と継続力」が必要です。
✔ 突発的なトラブルに即対応
→ 動物がケガをした、展示場のフェンスが破損した…など、臨機応変な対応力も求められます。
✔ 来園者と動物の“橋渡し”としてのやりがい
→「かわいい!」「また来たい!」という声が直接やる気につながる職場です。
📝まとめ:動物園スタッフの1日は地道だけどやりがい満点!
動物園で働くスタッフの1日は、華やかな展示の裏で体力勝負・責任重大・でもやりがい満点。
飼育員以外にも、広報・教育・事務などさまざまな役割が連携して成り立っています。
「動物が好き」「命と向き合いたい」という気持ちがあるなら、
どの職種でもあなたに合った活躍の場がきっと見つかるはずです!
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