ある日突然、愛犬がごはんを食べなくなったことはありませんか? 犬がご飯を食べないのに元気でおやつを食べるということはよるあることです。
愛犬の健康を保つ上で最も大事な『食事』に関して、トラブルを抱えている飼い主さんが増えています。特に「愛犬がご飯を食べなくて困っている」と悩んでいる飼い主さんが多いようです。
飼い主としては「何か病気のサインかな」と心配になったり、「おいしくないのかな」とあれこれ考えてしまいますね。ここでは、犬の食欲不振の原因が体調不良なのかわがままが原因のものなのか、見分け方や対処法についてお話します。
まずは犬が元気かどうかを確認してみましょう
犬が突然ご飯を食べなくなった時には、まず、犬の健康をチェックしましょう。
元気がなく病気や体調が悪い場合は、犬はお腹が空いてもご飯を食べません。息が荒く、嘔吐しているなど、目につく症状があっていつもと様子がおかしい場合は、獣医師に相談することをおすすめします。
くしゃみや鼻水、咳、目の充血など人間でいう風邪の様な症状が現れている時も体調不良で食欲が落ちていると考えられます。
犬が2日以上餌やおやつを全く食べなかったり、3日以上いつもの食事の半分以下の量しか食べない状態が続いたりしているようであれば、早めに動物病院を受診しましょう。
我が家は食いしん坊のラブラドールレトリーバーを飼っていますが、ご飯を食べたがらないときはありません。それでも食事に手を付けないときがありました。呼吸も少し早かったです。その時は、気胸で片側の肺が萎んでしまっていました。原因を調べるために病院を転々として、一時危険な状態でしたが今は元気はつらつです。
日々よくワンちゃんの状態を見てあげて、明らかにおかしい時は早めに病院に行くことをおすすめします。
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元気はあるのにご飯を食べない原因は?
体調が悪くてご飯を食べられないのか、もっとおいしいものを期待してわがままになっているのか?この違いはちょっとしたポイントで見分けることができます。
元気がある、排泄に異常はない、おやつは食べる、運動をしたがるなどに当てはまる時はわがままで食べないと考えてよいでしょう。
原因としては、いつも食べていたフードに飽きてしまい、いきなり食べなくなることもあります。ご飯を飼い主さんの手からもらいたくて、おねだりしている可能性もあります。ご飯を食べなければもっとおいしいおやつやフードが出てくることを期待してわがままになっているのかもしれません。
家族それぞれがおやつを与えている場合には、おやつの食べすぎになってしまい、食事をとらなくなっていることも考えられます。
ワンちゃんも習慣の生き物です。おやつはおやつ、ご飯はご飯、そして時間なども同じようにしてルーチンワークを作ってあげましょう。ワンちゃんは賢いです。ワンと吠えれば打ち出の小槌のようにおやつが出てくると思うとそれを繰り返してしまいます。
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わがままでご飯を食べない時の対処法は?
病気ではなく、わがままでご飯を食べない場合は、飼い主側の対応の見直しが必要です。
わがままがエスカレートするとフードをまったく食べず、おやつや人の食べるものが主食という感覚になり、栄養バランスの崩れから病気になりやすくなります。
対策1 : 食べなかったときは必ずご飯を下げる
フードを食べなかったとしても、決まった時間になったら食器を下げましょう。いつまでも、ご飯があると思い込んでしまい、飼い主がご飯を出した時に食べる習慣がなくなってしまいます。そのあとおねだりに来ても、犬用のおやつや人の食べ物をあげないことがポイントです。
対策2: 食事内容を工夫してみる
ドッグフードにトッピングをのせてみたり、食欲をそそる温かさ(40度くらい)にしてみたりひと手間かけてみましょう。
ほかにもドッグフードは「お肉メイン」が多いので「魚」のドッグフードをあげてみたりするのもおすすめです。
詳しく見る → メリットいっぱい★お魚フード『エッセンシャルドッグフード』人間の食事にも最近流行ってきている「昆虫フード」という選択もあります。え?昆虫!?やだー・・と思ったあなたは一度下の説明を見てみてください。考えが変わるかもしれませんよ。ペット先進国でも注目されています。
対策3: シニアの場合はふやかしてみる
シニア期に入ると歯や歯肉のトラブルが起こり、痛みなどの理由でドライフードを食べにくくなります。なかには歯が抜けてしまったことにより、固いフードが食べられなくなる子もいます。これは、口内環境によっては若い犬にも起こり得ます。
ドッグフードをふやかしたり、ドッグフードにお湯や水をまぶし飲み込みやすくするなどの工夫をして、その後の様子を見てあげましょう。
特に、フードは温めると香りが増すので、食欲が落ちているシニア犬には、ウェットフードを温めたものをドライフードに混ぜると嗅覚を刺激し、食欲の増進に効果的です。
カナガンのウェットフードは「チキン生肉65%以上」「グレインフリー(穀物不使用)」が特徴で、ドライフードと混ぜてあげるのにおすすめです。 → カナガンのごちそうウェットフード
食いつきに特化したドッグフードを試してみるのもおすすめ
ドッグフードを食べてくれないのは犬飼いの方に多くある悩みです。グルメな子でも食べてくれるように原材料に意識しながら、ワンちゃんの食いつきに重きを置いたドッグフードも発売されています。
一度試してみるのも手です。カナガンウェットフードを上でご紹介しましたが、ドライフードもあります。
「チキン50%以上」というのはワンちゃんにとっては間違く嬉しいでしょう。ドライ版も「グレインフリー(穀物不使用)」「着色料・香料不使用」にこだわっているので安心してあげられるドッグフードです。
詳しく見る → 食いつき抜群!イギリス産最高級ドッグフード『カナガン』
おわりに
犬が突然ご飯を食べなくなると、飼い主は何かの病気なのではと疑いますよね。
病気で食べることができないのか、それともわがままで食べないのかの見分けは、元気の有無やおやつに対する反応などでだいたいわかります。わがままの場合は食べないからと言ってフードを次々に変えたり、おやつや人の食べ物などをあげてしまうと逆効果になります。
犬は人間が食べているものを欲しがりますが、贅沢を覚えてしまうと本来の主食を食べなくなります。現在の食欲不振の原因をしっかり見極め、大切な愛犬の健康のために適した食事で必要な栄養が採れるようにしたいですね。
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