「多頭飼いに挑戦したいけれど、うちの子と相性は合うのかな?」そんな不安を感じていませんか?
実は、犬同士の相性には見た目や犬種だけではわからない重要なポイントがあるんです。この記事では、相性を見極めるための具体的なチェック方法を紹介します。
🐶犬同士の相性って何で決まるの?
犬同士の相性は、性格・行動傾向・育った環境・年齢・社会化の度合いなど、さまざまな要素が関係しています。
「同じ犬種だから仲良くなれる」「年齢が近いから大丈夫」と思っても、うまくいかないケースも少なくありません。
そこで、相性を見極めるために確認すべき5つのポイントをチェックしていきましょう。
✅犬同士の相性を見極める5つのポイント
1. ボディランゲージの読み合いができているか?
相性がいい犬同士は、お互いのサインを正しく読み取り、無理なく距離を調整できます。
以下のような行動が見られたら、相性◎のサイン:
- 近づく前に相手の様子をうかがう
- お尻の匂いを嗅ぎ合う(社交的な挨拶)
- プレイバウ(お尻を上げて遊びに誘う姿勢)を見せる
逆に、こんな行動が見られたら要注意:
- にらみ合う・フリーズする
- 体を硬直させて動かない
- 急に吠える・歯をむく
2. 性格タイプに極端なズレがないか?
たとえば…
- 超ハイテンションな子犬 × 穏やかで静かな老犬
- とても繊細な子 × 社交的すぎる子
このように性格にギャップがありすぎると、一方がストレスを感じやすくなることがあります。
性格が違っても、お互いを尊重できればOKですが、最初の接触では無理に関わらせないことが大切です。
3. 興奮のスイッチが入りやすいタイプか?
犬によっては、他の犬を見るとすぐに興奮し、吠えたり飛びかかったりするタイプもいます。
そのような犬は、落ち着いた相手をパニックにさせてしまう可能性があるため注意。
✅お互いに「相手を見ても落ち着いていられるか?」をチェックしてから距離を縮めましょう。
4. おもちゃやごはんへの独占欲が強くないか?
相性チェック時に重要なのが、所有欲・縄張り意識の強さです。
以下の行動が見られたら要注意:
- ごはん中に他の犬が近づくと怒る
- おもちゃを守ろうと唸る
- 飼い主のそばを離れない
こういった傾向が強い犬は、多頭飼いの際にトラブルの原因になりやすいです。事前にしっかり観察しておきましょう。
5. 散歩や外出時の様子を観察する
初対面の犬同士を会わせるときは、屋外で軽く一緒に歩かせるのが最適です。
- 並んで歩けるか?
- リードが張って緊張していないか?
- お互いに過剰に干渉していないか?
こうした様子から、自然な距離感や安心できる関係かどうかが見えてきます。
💡相性チェックは「1回きり」で判断しないことが大切!
1回の対面で「ダメだった」と判断せず、数回に分けて様子を見ることがポイントです。
最初はうまくいかなくても、回数を重ねていくうちに打ち解けていく犬たちも多くいます。
📝まとめ|犬同士の相性は“観察”と“時間”がカギ!
犬同士の相性は、単なる“仲良し度”ではなく、ストレスを感じずに共存できるかどうかが大切です。
この記事で紹介したポイントを意識しながら、焦らず・見守る姿勢で接してあげてくださいね。
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