「うちの犬と相性がいい犬種って?」多頭飼いを考えるとき、気になるのが犬種同士の相性ですよね。
犬にはそれぞれ性格傾向や本能的な特性があり、相性の良し悪しに大きく関係します。この記事では、人気犬種の相性傾向と多頭飼いに向く組み合わせを紹介します。
🐶犬種によって性格に“傾向”がある!
犬の性格は個体差が大きいですが、犬種ごとに「狩猟向き」「番犬向き」「愛玩向き」など、もともとの役割に由来する性格傾向があります。
これを理解しておくと、多頭飼いの組み合わせを考えるうえで大いに役立ちます。
🐕犬種別|相性がいい&気をつけたい組み合わせ一覧
以下に人気犬種を中心に、相性傾向をわかりやすくまとめました。
🟡ラブラドール・レトリバー
性格傾向:温厚・社交的・フレンドリー
✅相性がいい:
・ゴールデンレトリバー(同じレトリバー系で気が合いやすい)
・プードル(適度に活発でお互いを刺激し合える)
・柴犬(しっかり上下関係を築ければ共存可)
⚠気をつけたい:
・警戒心の強い犬(おっとりラブがしつこく感じられる場合あり)
・繊細な犬種(ラブの無邪気さがストレスに)
🟡トイ・プードル
性格傾向:賢い・甘えん坊・人懐っこい
✅相性がいい:
・ポメラニアン(社交的で遊び好き)
・ダックスフンド(運動量が近くて仲良くなりやすい)
⚠気をつけたい:
・大型犬(体格差がありすぎるとケガのリスク)
・自己主張が強い犬(繊細な性格なのでストレスに)
🟡柴犬
性格傾向:警戒心強め・独立心あり・忠誠心が強い
✅相性がいい:
・しっかりと落ち着きのある犬(例:ゴールデン、ボーダーコリー)
・同じ和犬(慣れれば落ち着いた関係に)
⚠気をつけたい:
・しつこく構ってくる犬(距離感が必要)
・支配的な犬(上下関係の主張で衝突の可能性)
🟡ゴールデン・レトリバー
性格傾向:温和・優しい・社交的
✅相性がいい:
・ラブラドール(性格が似ていて波長が合いやすい)
・パグやビーグル(フレンドリーで明るい性格)
⚠気をつけたい:
・神経質な犬種(ゴールデンの大らかさが負担になることも)
🟡チワワ
性格傾向:警戒心強め・忠誠心が強い・甘えん坊
✅相性がいい:
・同じ小型犬で穏やかな子(例:ヨークシャーテリア、マルチーズ)
・早いうちに社会化された犬
⚠気をつけたい:
・大型犬(体格差が危険)
・活発すぎる犬(チワワにとっては怖い存在)
📝多頭飼いを成功させるカギ:相性+性格+育ち方
犬種の傾向も大切ですが、最終的には個体ごとの性格や育てられ方が大きく影響します。
たとえば、「同じ犬種なのにケンカばかりする」「全然違う犬種なのに仲良し」なんてこともよくあります。
相性チェックのための顔合わせや散歩での様子観察がとても重要です。
🔁犬種別相性はあくまで“目安”!大切なのは“相性を作る工夫”
最初から完璧な相性を求めるよりも、
- ゆっくり距離を縮める
- お互いのストレスを減らす環境作り
- 飼い主の介入とサポート
といった相性を「育てる」工夫が多頭飼い成功のカギになります。
✏️まとめ|犬種別相性を参考に、ゆっくり仲良くなれる関係を
犬種による性格傾向を知っておくことで、多頭飼いを始める前の相性判断や準備がしやすくなります。
でも大事なのは、その子の“今”の性格や経験をよく理解してあげること。
焦らず、丁寧に、時間をかけて相性を育てていきましょう。
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