シーズー犬のシャンプーの頻度はどれくらいなのでしょうか。幅広い世代の飼い主さんから愛されているシーズー。特別気が強いわけでもないので、しつけもしやすく犬を初めて飼う人にもおすすめできる犬種です。
全身比較的長い被毛で覆われており、抜け毛が少なく飼育もしやすいと人気ですが、特有の臭いがきつい犬種としても知られています。ここでは、シーズーの臭いの原因やシャンプーの頻度についてお話します。
シーズーの臭いがきつい原因とケア方法は?
臭いがきついといわれるシーズーですが、悪臭の原因は「耳」「口回り」「皮脂」です。シーズーの垂れ耳は立ち耳と比べて耳の細菌が増殖して汚れやすいので、臭いがきつくなりやすいです。
耳を裏返して見える範囲だけでも十分なので、柔らかいコットンにイヤークリーナーをつけてケアをしてあげると臭いが改善されます。
次に口周りの臭いです。顔の被毛が多いので、食べカスやヨダレが付きやすいことも臭いの原因になります。
顔周りの被毛を短くカットしている状態を保つようにして、毎食後にお湯やペット用のウェットティッシュで拭ってあげるとよいでしょう。
そして、皮脂がたまりやすいことも臭いの原因となります。シーズーは皮脂の分泌量が多い犬種なので、こまめなシャンプーをしてあげることが皮脂の減少・臭いの改善にも繋がります。
犬のシャンプーの頻度はどれくらい?
シーズーについて

シーズーの臭い対策として、シャンプーを使って「皮脂腺の汚れを取る」「被毛を綺麗に保つ」ことが効果的です。
皮脂の汚れは日々生活しているだけで溜まりますし、散歩や外で遊んだ時の被毛の汚れも原因になります。まずは毎日ブラッシングしてあげることを習慣にして、月1~2回シャンプーで被毛を綺麗してあげると良いです。
よく臭いが気になるからと毎日一緒にお風呂に入ったり1週間に1回シャンプーしたりしている飼い主さんもいますが、過度なシャンプーをしてしまうとかえって皮膚のトラブルの元になります。
シャンプーのしすぎは必要な皮脂まで洗い流してしまいますし、乾かすために行うドライヤーも皮膚をより乾燥させることに繋がります。このような過度なシャンプーは皮膚を痛め、それにより乾燥やフケ、皮膚炎などのトラブルを起こす原因にもなってしまいます。
犬のシャンプーは、酷く汚れない限り、月に1~2回のシャンプーにとどめるように心がけましょう。
[adinserter name=”犬民党記事内広告”]
自宅でもシャンプーできる?
シーズーは自宅でもシャンプーできる犬種です。
毛がもつれたままシャンプーすると毛玉になってしまうので、シャンプーをする前にブラシやコームで毛をほぐして毛をとかしてからシャンプーをしましょう。
鼻ぺちゃな風貌から目の周り、口の周りなど、顔の周りが汚れやすい特徴があります。シャンプーする時は濡らしたガーゼなどを使いながら顔の周りを綺麗に拭いて汚れを落としてあげましょう。
顔の毛を長く伸ばして結んでいて、毎日結び変えているようなら問題ないのですが、短く切っている場合はトリミングの間隔を継続的に一定に保つことが必要です。
鼻筋の部分の毛も短くカットしますが、そこが伸びて来てしまうと大きな眼に毛先がかするようになります。そうすると角膜に傷がついたり、毛先の雑菌が眼の中に感染し、炎症や潰瘍を起こす危険性があります。そうならないために、顔カットだけでも2週間に1度は通った方が良いでしょう。
それでもにおいが気になる時は?
そうはいっても「一緒に寝ているから臭いが気になる」、「お散歩に行ったら汚れたような気がする」と思う方もいると思いますが、シャンプーは月に1~2回におさえ、お散歩の後に濡れタオルやケアシートで体を拭いてあげたり、汚れた場所が広範囲でなければウォーターレスシャンプーを使うのも手です。
シャンプーだけではなく、他の方法を併用し、毎日のケアでなるべく清潔にしてあげるようにしましょう。
おわりに
良かれと思ってしていたシャンプーも、頻度が多過ぎても少なすぎてもよりワンちゃんのためによくありません。
生活パターンなども考慮しつつ、シャンプーを適切な頻度で出来るように考えていきましょう。臭いがきついといわれるシーズーですが、飼い主や家族が日頃から適切な対処をしてあげることで体臭は防ぐことがます。
定期的なシャンプーや毎日のケアをして皮脂腺の汚れや被毛の汚れを取り除けば、シーズーはとても飼育しやすい犬種です。
コメントを残す