犬が年を取ってきたら介護食を導入する必要があります。最近はドッグフードの質がかなり良くなってきているので、ドッグフードを使うこともおすすめですが、ワンちゃんに合った手作り食もおすすめです。
おすすめレシピ、ペーストや流動食について私の経験をつづってみたいと思います。
犬の介護食の始める判断はどう決める?
犬の介護食が必要とし始める頃は、きっと飼い犬が元気がなくなり、食欲がなくなってきているからかと思います。
食欲がないから様子をみてあげない・・・こういった判断をする方もいますが、これは逆効果です。食欲がないということは栄養が十分に取れていないという事です。放っておけば衰弱してしまいます。
まずは、食べる意欲が少しでもあるのかどうかの確認をしてあげてください。
食事の匂いを嗅がせて、少しでも興味を持つ仕草をしたら、介護食のスタートです!
食べ始め迄、時間がかかる場合もあります。これは飼い主さんが根気よく犬の心と向き合ってあげてください。
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犬の介護食のあげ方について
想いは必ず通じます。食欲がないときは、人間と同じように消化機能が衰えているので、通常固形物ではなく、ペースト状若しくは、流動食にして食べやすい状態にしてあげてくださいね。
今は簡単にあげることのできる「ペースト食」や「犬用の流動食」がたくさん市販されていますので、こちらから試すのもいいと思います。顎の動きが鈍くなっているのであれば、シリンジを使用してみてください。
なるべく穴の大きめの物を選んだほうがペースト状のご飯は出しやすいです。
舌の奥の方に先をのせてあげてPUSHしたら、軽く口を閉じておさえてあげてください。可哀想・・・と思って口を閉じないと、そのまま吐き出す子が多いです。口を優しく閉じてあげて、喉のあたりをさすってあげることで、自分で飲み込むことができます。
ただ、注意してほしいのが、顎を上げすぎてしまうことで誤嚥になりやすいので、角度には十分注意してください。
ひとりで頑張らずに、家族と二人ペアで行うとスムーズにいきやすいです。食事しやすい形を作り上げていってくださいね。そして、なかなか食べてくれないからと言って、無理強いはよくありません。
先にも記述しました通り、飼い主さんが根気よく、犬の気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
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犬の介護食の手作りレシピはどんなものがある?
市販の食事ではなく、手作りしてあげたい!という人は、心を込めてぜひ作ってあげてください。面倒くさい・・・という気持ちではなく、お料理の一つと思って楽しんでみてくださいね。
さて、レシピですが、必ず胃にやさしい消化の良い食材を選んであげてください。
キャベツやブロッコリーなどの野菜と、鶏のささみや胸肉などを一緒に煮込み、茹で汁と共にミキサーにかけてペースト状にすると煮込んだお出汁から美味しい味が染み出ます~。
お肉のほか、お魚やチーズなどアレンジして味に飽きが来ないように工夫してみてください。たくさん作って小分けにし、冷凍しておけば、レンジでチンしてすぐに使うこともできます。
犬の介護食といっても、人間と同じ大切な家族です。言葉が話せない分、飼い主さんが心を読み取ってあげてください。自分の為に一生懸命に尽くしてくれる姿を、犬たちは見て感謝してくれているはずです。
まとめ
ワンちゃんも人間と同じでご飯が食べられなくなると突然弱ってきます。逆にご飯が食べられれば、こんなに元気になった!と驚くような元気さを取り戻すこともあります。
食べる時間帯やどんなことのあとに食が進むなど、飼い主のあなたが一番よく知っていることをまずは試してみてください。
焦る必要はありません。食べなくても気持ちを落ち着かせて、わが子にあった介護食を見つけてあげてみてくださいね。
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