犬の介護が必要になった場合に、犬は言葉が話せない分、トイレや食事の方法に悩むことがあります。
「介護」=「大変」と思って沈んだ気持ちになるかもしれませんが、楽しみながらできることもたくさんあります。
犬も家族の一員です!寝たきりでも家族の顔を見ています!寝たきりの介護生活も笑顔で過ごしてあげたいものです♪
犬の介護って未知の世界・・・
「犬の介護」ときいてもイマイチ想像がつきにくい方が多いのではないでしょうか?
犬は飼い主に心配をさせないように、極限まで我慢をします。だからこそ、介護する側が細かいところまで気持ちを汲み取ってあげなければなりません。
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寝たきりのトイレ事情は?

老犬になり、徐々に寝る時間が増え、歩くことも少なくなり、そのうちに立つこともつらい状態になってしまったとき、犬の寝たきりの生活が始まります。
事故などで、寝たきりの毎日を過ごす様になるワンちゃんもいることでしょう。
では、寝たきりになってしまったとき、トイレはどのようにすればよいでしょう。
元気なころの習慣で、どうしても外で用を足したい子もいます。その際は、飼い主が時間を見ながら外へ連れ出し、身体を支えながらトイレを済ませてあげてください。
どうしても自分の決まった場所で済ませたい子は、このような形でも頑張ってトイレをします。
しかし、支えることもできないワンちゃんは?・・・「おむつ」の使用が絶対です。
「粗相をする=叱られる」と思っているワンちゃんは、「粗相」をしても良いんだよ!と飼い主が言ってなかなかできません。なので、万が一失敗してしまっても叱られることのないおむつは、ワンちゃんにとって神的なグッズなのです。
でも、おむつをしているからといって放っておかないであげてくださいね。人間の赤ちゃんと同様、こまめに交換してあげてください。
食事はどのようにしたらよいの?
犬の介護でトイレ同様に心配なのが「食事」です。
病気等で寝たきりになってしまった場合でも、食欲があり、噛む力が残っている時は口元にご飯を近づければ食べれます。
が、食欲が低下してしまった場合、元気のないワンちゃんを見ているとついつい甘えの心が芽生え、食べれるだけでいいよ・・・という事になりがちです。でも、それを繰り返していくことで、どんどん力が入らなくなり衰弱状態に陥ってしまうこともあるんです。
そこで、便利な「犬用のシリンジ」を使って消化の良い流動食を流し込んであげましょう。
ペットショップに介護用の流動食が売っていたりもします。ご自宅でミキサーでの手作りも良いと思います。
ワンちゃんを優しく抱っこして、頭をしっかりと支える態勢を取ってあげてください。誤嚥にならないよう、舌の奥までご飯をもっていってあげると、そのまま飲み込みやすくなります。
犬の介護についてのまとめ
寝たきりのトイレと食事について、いかがでしたか?
「犬の介護」は動物だからと言って簡単なものではなく、重労働で根気もいります。
しかし、犬は飼い主の気持ちを瞬時に感じます。
大変そうな顔、つらそうな姿をみると、「ぼく、わたしのせいなのかな・・・?ごめんね・・・」という気持ちが大きくなってしまう子もいます。
「大変」は、「大きく変化する」という事と思って、ワンちゃんに愛情たっぷりの介護をしていただければと思います。
介護は愛情の詰まった贈り物です。普通にトイレができなくても、おむつで上手にできたとき、小食ながらも頑張ってご飯を飲み込めたとき、そんなときは、「偉いね~、すごいね~」とたくさんほめてあげてください。
あなたの嬉しそうにしている姿を見ることが、ワンちゃんも嬉しいのです。
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