犬は大きさによって運動量が違ってくるといわれています。ヨークシャテリアにはどの程度の運動をさせたら良いのでしょうか。
ヨークシャテリアの運動量は少なめ!
ヨークシャテリアは小型の室内犬です。元気で活発な犬種ではありますが、骨格も華奢なため運動量は少なくても大丈夫です。
室内にいても常に動き回っているため、部屋の中で一緒に遊んであげるだけでも十分な運動量になります。
ただ、室内の運動だけでは筋力が低下してしまう場合があります、しかし逆に膝の関節が弱いので膝蓋骨脱臼になる恐れもあります。注意しながら、外での運動もさせてあげましょう。
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ヨークシャテリアに長いお散歩は必要?
ヨークシャテリアにとっては室内だけでも運動量は十分ですが、お散歩には運動させる以外にも目的があります。
ワンちゃんも散歩でストレス発散する!
一日中部屋の中にこもっていると、刺激も足りず五感を活用させることもなくストレスはたまる一方です。
外の空気に触れ、いつもとは違う臭いを感じたり外の景色を見たり土や草花に触れたりすることでストレスを発散させてあげましょう。
飼い主と歩んで絆を深める!
お散歩は、愛犬とのコミュニケーションをはかるとても良い機会です。
アイコンタクトをとったり、話しかけたりしながら一緒にお散歩を楽しみましょう。主従関係をしっかり築くこともでき、お互いの絆を深める大切な時間になります。
あのワンちゃんも大丈夫な社会性を身に付ける!
外に出てほかの人や犬に出会うことで、知らない人に吠えたりしなくなり、ほかの犬にも好奇心をもって接していくようになります。散歩は社会性が磨かれる良い機会になります。
外の世界は、様々な生き物や音、たくさんの車や人でいっぱいです。散歩はそのような環境に触れさせ、徐々に慣れていくことで神経質で臆病な犬にならないようにするために必要なことなのです。
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ヨークシャテリアの散歩を始める時期と時間
幼犬から成犬へと成長していく中で、いつごろ散歩を始めどのくらいの時間散歩をさせればよいのでしょうか。
生後6か月くらいまで
まだワクチンの接種が終わっていないため、ほかの犬との接触などで病気に感染する恐れがあります。
外の世界を体験させ慣れさせることは必要なので、飼い主さんが抱っこをして散歩をさせてあげましょう。刺激が強すぎると怖がって外に出るのが嫌になる恐れがあるので短時間で十分です。
生後6か月以降
ワクチン接種が終わったら、いよいよ本格的にお散歩デビューです。
リードを付けて飼い主が主導権を握りながらお散歩をさせましょう。引っ張り癖をつけてしまうと気管虚脱になる恐れがあるので、飼い主の横について歩くようにしつけましょう。
お散歩の時間は朝晩2回、1回10分~20分程度で十分です。散歩のコースを変えたり、散歩の時間を変えたりして飽きないようにします。
ただ、かなりの個体差があり散歩の時間も決められているわけではありません。愛犬の様子を見ながら散歩をさせましょう。
おわりに
飼い主さんの生活によっては、毎日お散歩に行くのも難しい場合もあると思います。
けれども、愛犬にとっても一日中部屋の中でずっとお留守番というのもつらい状況です。お留守番のご褒美もかねてお散歩をさせてあげると飼い主さんにとっても愛犬にとってもリフレッシュができて楽しい時間になるのではないでしょうか。
ヨークシャテリアは寂しがり屋で飼い主さんが大好きです。散歩に連れて行ってもらえると分かると大喜びします。そんな姿もまた愛らしいヨーキーなのです。
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