ラブラドールレトリバーは盲導犬にもなれる犬だし、賢くて聡明、人懐っこくておとなしくいい子、と飼いやすい犬と単純に思いがちですが、正しいしつけと飼い主の愛情があってこそのワンちゃんです。
ラブラドールレトリバーのおすすめの飼い方と育て方についてご紹介します。
僕たちは大きいだけじゃない大変さもあるよ。
でもそれ以上に飼い主にいっぱいの幸せをあげられるよ、ウソじゃないよ♪
ラブラドールレトリバーが飼いやすいはウソ?
ラブラドールレトリバーは飼いやすいというのは、飼った人にしかなかなか伝わりませんが、良くしつける必要があるワンちゃんです。
また、0歳~3歳くらいまではやんちゃくれで落ち着きがありません。。。
ウソじゃないけどウソ
飼いやすいはウソではありません。
飼い主に従順で攻撃性もなくとても温厚で優しいワンちゃんです。
そういう意味では、散歩中に他のワンちゃんや人に無駄吠えすることも少なく、ドッグランへ行っても他の犬と喧嘩をしたり揉めたりすることも少な目です。
ただ、これもしっかりとした躾があってのことです。
与えたおもちゃはすぐ壊すし、何でも噛む、家具をぼろぼろにする、カーテンをひっぱってカーテンレールごと落下してたという話も聞いたことがあります。
そして食いしん坊で体も大きいので、キッチンやテーブルに足をかけて盗み食いをすることだってあります。
なので、飼いやすいと簡単に言えばそれはウソになりますね^^;
5つの理解が大切
ラブラドールレトリバーの正しい飼い方と育て方
1.散歩が命!朝晩いっぱい行こう
ラブラドールレトリバーは特に1~3歳くらいまでは「やんちゃ OF やんちゃ」と言っていいほど元気なワンちゃんです。
どれだけ散歩に行ってもその体力は消耗しません。
ですが、お散歩に行かなかったら…、もっとストレスが溜まってしまうので、朝晩1時間ずつくらいは散歩に行くのがベストです。
お散歩で道行く人を見ることも、他のワンちゃんに出会うことも、車通りを歩くことも、飼い主と歩幅を合わせて歩くことも、躾の上でとても大切なことです。
止まるときは「マテ」、行くときは「ヨシ」など声を掛けながら散歩するようにしましょう。
ただ、最近の夏場は尋常じゃない暑さですので、朝早い比較的涼しいうちに、夜は多少涼しくなった遅くに行くことをおすすめします。
人間の顔の位置は150㎝以上のところにありますが、地面から30㎝にもならないところに顔があるワンちゃんにとっては過酷な環境です。
濡らした服を着せてあげたり、冷たい水を入れたスプレーをかけたりして、負担が少ないようにしましょう。
散歩から帰ってきて、まだ肩で息をしている様にハァハァしていたらご飯やおやつをあげるのも避けたほうが良いでしょう。
2.破壊王!子犬の時は何でも壊す
ラブラドールレトリバーのパピーはなんでもかじります。
ダメと言ってもかじります。
私は夫婦そろって4台の携帯電話を破壊されました。(火災保険の家財を利用しました^^;)
先にも述べたように、カーテンをひっぱって壁についているレールごと外した話も聞いたことがありますし、家具の足などもボロボロに噛んだりします。
ダメなことはダメ!としっかり叱るようにしつけることは大切です。
しかし、乳歯から永久歯に生え変わるときなどは何でも噛みたい時期、赤ちゃんの頃の好奇心旺盛な時はいたずら(本人はいたずらと思っていない)をしたい盛りなので、噛んでよいおもちゃを用意してあげたり寛容に構えてあげましょう。
3.人が大好き!外飼いよりも絶対に室内飼いにしよう
ラブラドールレトリバーほど室内で一緒に生活して楽しいワンちゃんはいないと思っています。
それほど人間らしさが強い犬種です。
性格の個体差にもよりますが、叱ったあとに拗ねる姿や、何かできた時に褒めてほしい顔、寝ている時に一緒に寝たくて顎を乗せてくる姿など愛くるしい面ばかりです。
赤ちゃんのうちはハチャメチャなラブラドールレトリバーですが、家族の一員としての自覚を持ち始めると家族を守ってくれる頼もしい存在になるはずです。
子どもが1人増えるような20㎏を越える大型犬の存在感を感じることでしょう。
4.従順は間違いなし!根気よく子育てしよう
ラブラドールレトリバーは人間が大好きで従順です。
飼い方次第では攻撃的な性格になってしまうかもしれませんが、飼い主が根気よくしつけることで信頼関係が生まれ、飼い主を親として見てくれるようになります。
しつけ教室に入れるケースもありますが、ラブラドールレトリバーは頭の良い犬ですので、しつけの先生、飼い主としっかりと別として理解しますので、「しつけ教室では言う事聞くのに家に帰ったら言う事聞かない、、、」というケースが多々あります。
私の個人的な意見ではありますが、飼い主が親となってしっかりと躾をしてあげることが大切だと思っています。テクニックだけ教わって実際の躾は飼い主自身が行うべきです。
ラブラドールレトリバーは頭が良く従順で、飼い主が頂点に立つピラミッドを作ってあげることがとても大事です。
その頂点にしつけ教室の先生、その下にラブ、その次に飼い主にならないようにしましょう。
5.抜け毛はすごい!日々のお手入れを
以外にもラブラドールレトリバーは抜け毛が非常に多いワンちゃんです。
短毛ですがアンダーコートとトップコートのダブルコート仕様で、換毛期に限らず常に抜け毛がある犬種の一つです。
ファーミネーターのようなアンダーコートを取ってくれるブラシを使ったり、ラバーブラシを使って頻繁にブラッシングをしてあげましょう。
室内外だと寒暖の差が大きくありませんので、羊のようにとまでは言いませんが、強制的に毛を抜いてあげるようにしましょう。
室内の毛の対策としては以下の記事を読んでみてください。
まとめ:ラブラドールレトリバーの飼い方
飼ったら新しい家族の一員、1人の可愛いバディとして本当に楽しい生活を送れます。
けれどそのためには、しっかりと目を見た躾と飼い方が大事です。
散歩の量や食べる量なども小型犬のようにはいきません。気軽に可愛いからと飼える犬種ではありません。
人間の子ども1人を飼うつもりで迎えてあげましょう。幼い時はいっぱいやんちゃをさせて、いっぱい運動して、いっぱい食べる。
欲求をしっかり満たしてあげると、歳を重ねて次第におとなしくなってきますよ。犬を飼うことの本当の楽しみと喜びをラブラドールレトリーバーは教えてくれるでしょう。
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